梅本慧子ピアノ教室公式ブログ | 練馬区石神井公園・練馬高野台

カテゴリ: ピアノお悩み相談室

こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです👩

ピアノの上達に欠かせない自宅練習🎹
こどもが自ら進んで練習してくれれば問題ないのですが、多くの場合そうもいかないのが現状です。

そこで、今回は自宅練習での親の関わり方についてのお話です。
ピアノの弾く女の子

習い始めの頃は、まだ右も左も分からない状況ですよね。
お子さまは、どこをどの程度練習したら良いか、1人では分かりません。
可能な限り、保護者の方が練習に付き添い、練習時間を割り振ったり、弾く様子を見守ってあげてください。

お子さまが、音読みが分からなくなってしまった場合は、
「それはミだよ」と伝えるのではなく、
「ドがここだよ。そこから順番に上っていくとこれはなんだろう?」と一緒考えてあげて、答えを導いていただきたいです。

保護者としては、大変な作業ですが、答えだけを教えてしまうと、自分で考えることをしなくなり、音読みにいつまでも慣れないため、つまづく原因となってしまいます。

保護者の方にピアノ経験がない場合など、どう教えたら良いか悩む場合は、レッスンに同席いただき、レッスンでの学び方を参考にしていただくと良いと思います。

練習時間は長くやっても良いですが、ダラダラとやるよりは、短くても集中して取り組んだ方が身になります。
練習に取り掛かるのは気が重く、なかなか始められないこともありますよね。

1日5分と決めて、学校に行く前やおやつの後など、疲れていないときにパパッと出来たら良いですね。
毎回、課題の全部をやる必要はありません。
次のレッスン日までに、少しずつ弾ける部分を増やしていけたら良いですね🎵

うまく弾けるようになったら、好きな印を書き込んだり、シールを貼ったりするのもモチベーションアップに繋がります。

練習曲が多い場合は、どの練習曲をやるか、くじで決めるなんて方法もあるんだとか。
ゲーム性を持たせると、楽しんで取り掛かれるかもしれませんね。


大事なのは、練習を毎日同じ時間に行うこと。日々のルーティンに組み込むことです。
練習を行うのは当たり前なのだと認識してもらい、習慣化してしまいましょう。

毎日歯磨きをするのが当たり前であることと同じように、練習することも当たり前にしてしまうのです。
そうすることで、保護者の方は、練習を促す回数が減ったり、声掛けが楽になるかもしれません。


さて、譜読みに慣れ、練習の習慣がある程度ついてきたら、保護者の方は少し離れたところから見守る、というスタンスで良いと思います。
保護者の方にしていただきたいことは、次のことです。

・練習時間のお知らせ
・「ピアノ聴きたいな」と、こどもの練習を楽しみにしている、興味を持っていることを伝える
・励ましの言葉をかける
・出来るようになったところ、がんばっているところを褒める
・うまくいかないところについて一緒に考える。解決策が見付からなければ「レッスンで聞いてみよう」と提案する等

といったように、保護者の方はお子さまに寄り添い、応援する立場でいていただければと思います。

とは言え、練習を聞いていると
「ただ弾いてるだけじゃない?注意されたことを直してる?」
「部分練習してないな~」
などと感じてしまうことが多いのも事実です。

レッスンで注意されたことを意識せずに、なんとなく弾いて終わる練習タイム。

もちろん、これでは順調に進むとは言えません。
次回も同じことを注意されて、なかなか先に進まず、次第に曲にも飽きてしまうという悪循環に陥ってしまいます😣

そのような状況の場合、保護者としてはついつい口を出してしまうでしょう。

「○○の練習はしたの?」
「前回と変わってないよ」

すると、こどもは機嫌を損ねて、やる気を失ったり、バトルになってしまうことも。。😖

そうならないために、保護者の方にご提案いたします。

お子さまの練習の仕方に疑問を感じたら、講師に相談してみましょう!
状況にもよりますが、お子さまが気付かないように行った方が良い場合もありますね。

当教室にお通いの保護者の方は、私にひっそりメールしてください。

状況把握と改善策を考え、お子さまに練習の仕方を細かく設定します。

例えば、チェックリストを作ること。
注意事項のポイントごとにチェック項目を設けて、その練習が出来たらお子さまが自分でチェックを入れるというものです。

私からは「チェック欄にチェックを入れられるように、これを見ながら練習してね」と伝えます。

保護者の方には、練習の際に
「チェックリストをみてやってね」
と促していただく。

このように、細かい取り決めは、お子さまと私にお任せいただき、保護者の方には少し離れたところから見守り、こどもの応援団でいていただければと思います。

保護者の方と講師がタッグを組み、連携することで、お子さまの成長を確実に引き上げていけるのではないでしょうか。

練習に悩まれている保護者の方は、ぜひお試しください😉


私の子どもも、少し前から音楽教室に通い始めました。
保護者として、練習の付き添いや声掛けに苦慮、奮闘しておりますが、楽しく続けてもらうためにも、声掛けの仕方に注意して、温かく見守っていきたいと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


練習について書いた記事↓
宜しければこちらも合わせてご覧ください。

導入期の練習について

部分練習のポイント







こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです👩

お子さまが家で練習していて、何度も同じ場所で突っかえている。
そんな様子を見聞きしたことはありませんか?
部分練習について
今回は、練習のポイントについて書いていきます🎵

曲が難しくなるにつれて、うまく弾けないところが必ず出てきます。
そこで大事なのが、部分練習を行うことです。
どうして弾けないのかを考え、理由を認識した上で、意識的にその箇所を練習しましょう!

うまくいかない原因には幾つかありますが、今回はテクニック面での事例に絞って、練習例を挙げていきます。

部分練習のポイント1
まずは、弾けない部分のテンポを落として、ゆっくりと弾いてみましょう。
そして、どうしてうまくできないのかを考えます。

指の動きを把握出来ていない
右手と左手、それぞれの音の動きを確認してみましょう。
そして、両手で弾くときには左右の音の動きを意識します。
同じ動きをするのか、違う方向にいくのか、右手だけ跳躍する等、意識して指を動かすことで、うまくいくようになることがあります。

指がもつれて、思うように動かない
指が動かない時は、その指の訓練をする必要があります。
付点や逆付点、スタッカート練習などのリズム練習で、指の訓練を行いましょう。その際にも、最初はゆっくりと練習し、すこ~しずつテンポを上げていきましょう!

指の動きは把握しているし、指も問題なく動いているが、なぜか突っかえてしまう
そんな時は、フレーズ(音楽の区切り)の場所を変えて練習してみると良いです。
例えば、「ドミソファレミド」というメロディーがあったとして、
それを1つのフレーズで弾いてうまくできない時、
「ドミソ、ファレ、ミド」と分けて感じてみます。
そうすると、意外とすんなりと弾けたりします。
そのように感じて、うまく弾けるようになったら、本来のフレーズ感で弾けるようにしていきます。


さぁ!部分練習はバッチリ!
最初から通してみたら、あれ?またうまくいかない!
さっきは弾けるようになったのに~
なんて場合もよくあります。

そこで、もう1つのポイントをご紹介します。

部分練習のポイント2

・弾けない箇所がスラスラと弾けるようになったら

・その少し前から、弾けない箇所、または少し後まで通す

・そのもっと前から弾けない箇所、またはその後まで通す

・最初から通す

というように、最初から通して弾くのは、弾けない部分の前後を通せるようになってからにしましょう。

このように、段階を幾つか踏むことで、時間を費やすようにも感じられますが、意外とこの方が早くうまく出来るようになり、弾けないことへのストレスも減ります。

突っかえる度に最初に戻って繰り返し弾いていると、練習に時間も要し、非効率です。

通して弾きたがるお子さんも多いですが、限られた時間の中で効率よく練習を行うためにも、部分練習の習慣付けをおすすめします🎹🎵



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
宜しければ、HPも見ていただけると嬉しいです😌
梅本慧子ピアノ教室HP


こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです👩

今日は、導入期の自宅練習について書いていきます🎼
ピアノを弾く女の子イラスト

ピアノは自宅での練習が行えるかどうか、そしてその頻度や練習内容により上達の進度が変わります。

ピアノを習い始める導入期に、練習の習慣をつけることで、自宅練習のベースが出来ます。
この習慣づけを、保護者の方にぜひご協力いただきたいと思います。

とは言え、保護者の方々も忙しい中、練習させるのは大変だと思います。
まとまった時間練習させようとすると、時間が取れなかったり、促してもお子さまが抵抗したりでなかなかうまくいかないかもしれません。

「1日5分〇〇の前に」

最初は1日5分で良いと思います。
タイミングは、出来るだけ決まった時間に定めます。

朝学校に行く前、帰宅後のおやつの後など、歯磨きや着替えと同じように1日のルーティンに組み込み、ピアノを弾く時間を作ってみてください。

練習の時間は、出来るだけお子さまが疲れていない時、または体力を回復した後などにすると集中して取り組めるため、見になりやすいです。

声掛け方法については、気になる記事を発見しました。



「練習しなさい」とは決して言わない。
では、何というのか…?
「お母さん疲れてるから、ピアノ聴かせてほしいな」
「今から夕飯を作るから、ピアノ聴かせて。
そうすれば美味しいもの作れるから」
「いま何弾いてるの?ちょっとママに聴かせてよ」
こんなふうにお母さんに言われたら、
思わずピアノに向かってしまいますよね。
ここからが大事なのですが、
それで5分弾いたら、本当に5分で終わっていい。
「もっと弾けばいいのに…」「もう終わり?」
と思っても、何も言わないこと。
子どもたちの気持ちが、しぼんでしまうから。



出典:石黒加須美先生と株式会社リーラムジカ 代表 藤 拓弘さんの対談より
URL:https://www.pianoconsul.com/
        
「練習しなさい」と言ってしまいそう!
とつい思ってしまった母としての私ですが、声掛けの仕方で子どもが積極的に取り組んでくれるなら、気をつけていきたいなと思いました。

上手になっていたり、弾けないところが弾けるようになったら、褒めてあげたり、一緒に喜びましょう!👩👦🧒

保育園や学童に行っていて、平日は練習時間が取れない場合など、各ご家庭によって状況は違うと思います。
練習時間の取り方や進め方など、一緒に相談して進めていければと考えています。


導入期に練習を習慣化することで、譜読みに早く慣れることができます。
すると、どう弾くかという音楽的な表現に目を向ける余裕が出てきて、より深く音楽を楽しむことが出来るようになります。

自分の好きな音楽を演奏出来るようにするためにも、1人で読譜をこなせるようにすることは不可欠です。
ピアノを楽しく続けるためにも、練習の習慣づけにぜひトライしてみてください
🎹🎵



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです👩

前回に続き、ピアノお悩み相談室【どんなピアノを買うべき?】のテーマで、今回は私の3回に渡る楽器購入から得た教訓と体験談をお届けいたします。

私は、習い始めてからこれまでに楽器を3回購入しています。
エレクトーン(元々家にあったらしい)

アップライトピアノ(中古)

グランドピアノ(現在もこれを愛用しています)

アップライトピアノ消音機能付き(現在は実家で休憩中)

この3回の購入、ピアノの引越しで学んだことが、次のことです。
女の人のイラスト
  1. 中古の場合は、信頼のある業者から!
  2. アコースティックピアノの消音機能は、消音機能にすることで電子音に切り替わる。練習内容によっては向かないので要注意!
  3. 引越しの際は、事前にピアノ運搬業者に経路を確認してもらうこと
詳しく書いていきます📝

1.中古の場合は、信頼のある業者から!

ピアノを習い始めて1年ほど?で、家にあるエレクトーンでは練習がしにくくなり、当時の先生からもアコースティックピアノでの練習を勧められたことから、アップライトピアノを購入しました。
ピアノの展示会で、そこの業者さんに勧められた中古を買ったのですが、このピアノは3年ほどで処分することになりました。

理由は、色々な不具合が出てきたこと。
速い連打をすると鍵盤の戻りが遅く、(これはアップライトピアノの構造上の特徴)連打の練習が思うようにできなかったり、打鍵による音の出方が不揃いだったりと、自宅練習をする上で、楽器によりうまくいかないことが増え、ストレスを感じてしまいました。
当時の私も、私の両親も音楽経験初心者だったため、楽器についてはよく分かっておらず、業者さんに言われることを鵜呑みにして購入したようですが、後から考えると、楽器の状態や弾き心地などをしっかりと確認した上で買うべきだったと思います。

新品でも中古でも、ピアノは一台一台タッチや音色が違います。
ピアノ経験者に同行を依頼し、意見を聞いたり、信頼できる業者から購入するなど、万全の態勢でお気に入りの一台を見つけましょう!


2.アコースティックピアノの消音機能は、消音機能にすることで電子音に切り替わる。練習内容によっては向かないので要注意!

大学生の時に、夜間の練習時間確保のために、アップライトピアノに消音機能をつけたものを購入しました。
このピアノ、アップライトピアノに電源やヘッドホンをつけられるようになっていて、消音で使用したい時にはスイッチを入れると電子音に切り替わります。

そのことは理解していたのですが、想像よりも私の身体には堪えてしまい、このピアノでの練習頻度はどんどん少なくなっていきました。
電子音+ヘッドホンで弾くことで、しばらく練習をすると耳が痛くなり、思いっきり打鍵していると手すら疲れてしまうのです。
私は、この楽器での練習は1時間が限界でした。
クラシック音楽で手加減して弾くことは、あまり練習にならないので、結局は譜読み段階の時に使ったり、ポピュラー曲の練習に使用していました。

消音機能があるということで、リビングに置いていたのですが、ピアノの音は聞こえないものの、打鍵の音が大きく、それなりの振動もあるため、近所迷惑を懸念して結局深夜には使えなくなり、出番の少ない楽器となってしまいました。

音の響きやタッチを意識したり、クラシック音楽をしっかり練習したい場合には向かないと思います。


3.引越しの際は、事前にピアノ運搬業者に経路を確認してもらうこと

グランドピアノの移動をこれまでに3回経験しました。
そして、一番焦ったのが3度目の運搬😂

今の自宅に引っ越す際、ピアノを入れる部屋の床を事前に補強し、万全の対策を取っての搬入のつもりでしたが、当日運搬業者さんが来て、部屋の確認をした際に呟いた言葉で、冷や汗を掻いてしまいました。
「これ、事前に経路確認されてますか?」
「この角度だと、この部屋に入らないかもしれないですね」
😱😱😱😱😱

「ひぇー!!それは困ります。なんとかならないでしょうか😣!!」

「建具などに傷がつくことを了承いただければ、なんとか頑張ってみます!」
と言っていただき、ヒヤヒヤしながら作業を見守りました。

ドアなどの建具や、ピアノの蓋を取り外したりと駐車場での分解作業があったり、
他の部屋を経由したりと、試行錯誤していただき、なんとか無事搬入していただきました。

終わって聞いたら、ピアノの搬入が出来なくて、泣く泣くピアノのサイズを変更することなどもあるのだそう😨
聞いただけでギョッとします!!
実家からピアノを出すときに、物凄い角度にも関わらず搬出できたので、ピアノの運搬を舐めていたんだと思います。

何事にも事前確認、大事ですね😓

以上、私の教訓と体験談でした。
ピアノ購入の際は、ピアノを慎重に選ぶだけでなく、置く場所や搬入の確認もお忘れなく!😂

最後まで読んでいただき、ありがとうございました👩
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こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです👩
今回は、ピアノお悩み相談室【どんなピアノを買うべき?】です。

ピアノ画像バラ
ピアノを習おうとしている時に検討することの一つに、練習楽器の購入があります。
一口に「ピアノ」と言っても、ピアノは様々な種類があり、どんなものを用意すれば良いか迷う方も多いです。

各ピアノの特徴やメリット、デメリットを私の経験から得た知識を交えながら、ご紹介いたします。

ピアノは大きく、2つの種類に分けられます。
  • アコースティックピアノ(グランドピアノ、アップライトピアノ)
  • 電子ピアノ

アコースティックピアノ
アコースティックピアノは、指先で鍵盤を押し、その力でハンマーを動かし、弦を叩いて音を出す仕組みです。打弦による振動が響板を伝わって深い広がりを生むと同時に、叩いた弦以外の弦の共鳴も加わってあの響きを生み出しています。


グランドピアノ
水平方向に響板があり、学校の体育館や発表会等でよく見かけるタイプのピアノです。
グランドピアノも様々な大きさが存在しており、大きくなるほど弦が長くなり振動も大きくなる為響きもよく鳴ります。
アップライトピアノ
グランドピアノが地面に水平に弦が張ってあるのに対し、アップライトピアノは地面に垂直に弦が張ってあり、弦を叩くハンマーをネジの力で元の位置に戻すという仕組みです。グランドピアノより音色は劣りますが、設置場所にあまりスペースを取らなくて済む為、学校や家庭で最も多く利用されています。

電子ピアノ
電子ピアノは、アコースティックピアノをデジタル化したもので、アコースティックピアノに近い鍵盤のタッチ、音色が再現されています。生ピアノ等の音があらかじめ録音されており、鍵盤を押すと同時に再生することで音を出す仕組みです。


では、アコースティックピアノと電子ピアノのメリットとデメリットを見てみましょう。

アコースティックピアノのメリット
  • 本物の音に触れ、共鳴や倍音が生み出す美しい音色や響きを味わうことで、感性を養える
  • 打鍵の訓練により、しっかりとした指作りが出来る
  • 鍵盤の押さえ方によって変わる音の出かたやニュアンスを感じ、表情豊かな演奏が可能になる。また、その奏法の習得が出来る

アコースティックピアノのデメリット
  • 定期的な調律やメンテナンスが必要
  • 重量が重く、置く場所に考慮が必要(グランドピアノはスペース以外にも、部屋に入れるための経路確認や設置場所の重量確認が必要。C3サイズで重量は320kg。マンション、戸建ての2階以上に置く場合は、要注意。)
  • 価格帯が電子ピアノより高め

電子ピアノのメリット
  • 調律の必要がない
  • アコースティックピアノよりは軽量
  • 音量の調節が出来る
  • ヘッドホンでの利用ができる

電子ピアノのデメリット
  • 音の表情や豊かな響きは表現しにくく、ある程度のレベル以上になると物足りなくなる
  • 鍵盤が軽く、打鍵に力が要らないために、手首が下がるケースが多い
  • 正しいフォームを取りにくく、訓練をしても指が育ちにくい

その他にも、現在はこんなピアノもあります。
・アコースティックピアノに消音機能をつけたもの
・ハイブリッドピアノ


では、どのピアノがおすすめか?

私がおすすめするのは、グランドピアノです!
タッチ、音の響きなどをしっかり学ぶためには、グランドピアノがベストです!
アップライトピアノでも学べますが、グランドピアノの方が構造上、断然響きが良く、タッチの違いも明らかです。

しかし、置き場所問題、騒音対策などとアコースティックピアノを置くからには沢山の問題がありますよね😂
最初からいきなりグランドピアノを買うなんて、リスクが多すぎる!
私もきっとそんな思い切った買い物は出来ないと思います😓

「せっかく習うなら、感性を育てられるものが良いなぁ。」
「日中に弾く時間が取れないから、ヘッドホンを利用できるものが良い。」
「習ってもいつまで続くか分からないし、まずは様子見で。」等々

練習環境や状況、教育方針によって、各ご家庭に合うものは変わってくるでしょう。

クラシック音楽を深く学ばせたい、感性を養わせたいという強い希望がある場合は、ぜひアコースティックピアノを選びましょう!
鍵盤をどう押すとどんな音が出るか、音の響きを感じながら弾くなど、繊細なタッチや美しい音色への追求心により表現の幅が広がるアコースティックピアノ。
レッスンで学んだ事が家でも再現出来ないと、習得への道のりは遠くなります。
ですから、クラシック音楽をしっかりと学ばせたい場合は、アコースティックピアノをおすすめします。
アコースティックピアノは、新品でなくても良いと思います。
新品でも中古でも、質と状態の良いものを選んでください。
購入する際は、信頼できる業者や専門家の意見を参考にした方が良いと思います。

音楽全般を楽しむことを目的としていたり、練習時間はあまり取れないという場合は、はじめての楽器としては、電子ピアノを選択しても良いかもしれません。
その場合は、タッチの重さ調整が出来るものや(もしくは、ある程度の重量があるもの)きちんとしたペダルがついているものが良いでしょう。



私は、習い始めてからこれまでに楽器を3回購入しています。
エレクトーン(元々家にあったらしい)

アップライトピアノ(中古)

グランドピアノ(現在もこれを愛用しています)

アップライトピアノ消音機能付き(現在は実家で休憩中)

この3回の購入、ピアノの引越しで学んだことが、次のことです。

  • 中古の場合は、信頼のある業者から!
  • アコースティックピアノの消音機能は、消音機能にすることで電子音に切り替わるので、練習内容によっては向かないので要注意!
  • 引越しの際は、事前にピアノ運搬業者に経路を確認してもらうこと
長くなりますので、この詳細については次回のブログに掲載します😉

以上、ピアノお悩み相談室【どんなピアノを買うべき?】でした。
楽器の特徴を理解した上で、各ご家庭に合った納得したものを買えると良いですね😃!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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